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The ward of wall./In the park.

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The wall.

「区域」「隔てるもの」

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In the park.

「安穏」「不躾」

Model/KIKO.
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岐路(仮題)/Enfants Terribles?

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ここから先に何があって
どうなるかを知りたいのなら.

それでもなお、そこで見て
感じるであろうものに
意味とか価値と呼べるものが
それだけのものがあると言うのなら.

その希求と覚悟が、あるのなら.

Model KIKO.

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新しい物語...になるのかは未だ不明だけど、
ようやく動き出すことが出来た新作へ向けての展開...
一つ「モノクローム」というオーダーと
逆に僕がパニクる展開の現場と対峙して
懸命に応えようしてくれてたモデルさんに感謝を.

けどなかなか自分自身が「色」をまだ捨てきれずにいます.
捨てきれないままでの一つの結実が写真展「化身」でした.

フィルムで撮っていた頃は「色を捨てる」という
選択肢はなかったのだけれど...さて何処まで追い込めるのか..
言葉とかも含めてまだまだ余地はありそうです.

今回の撮影ではあらためて「距離感」とか「遠近」というのを
いつになく意識して撮ろうとしていて。

寄れるのに寄らない、、汲むのではなくて突き放したりもする。。。
というのはもったいと思うけれど、
ここはひとつそういうのに偏ってみようと思ってます。

その辺りことはコラムの方に書こうと思っています。
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自答するためのいくつかの旅路で.

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10月も半ば..
最近はちょっと次の何か、何処かへと
向かう前に、少し自身の行動半径を
確認するかのように旅をしながら写真を撮っています.

別府のアートフェスは出逢うものそれ自体が
惹き寄せられることそのものだったけれど
今回の山陽、尾道/岡山〜山陰、島根/鳥取の旅は
どこかこう...再確認みたいな..そんな旅でした.

れんが坂からタイルの小径へ向かいながら
誘うように漂う金木犀の香りと
眩暈のするような迷子感覚といつかの記憶.

変わったもの、変わらないものが
アタマの中で溶けて合わさっていく感覚と...

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そのまま針路は岡山、倉敷へ.
ここは抑えとかないと...
という感じで鷲羽山スカイラインを登ったところにある
展望台から水島コンビナートの工場地帯夜景を...

さすがは全国有数の規模を誇る巨大コンビナート..
福岡人にとっては北九州とはまた違ったスケールの
「異質さ」さえ感じた風景でした.

とりあえず最後のカットがお気に入りで、
最近のこの手の撮影は長秒露出と
比較明合成の両方で撮るようにしていて、
データとしては
OM-D E-M1/12-40mm f2.8
ISO400 f5.0/WB2850K/比較明合成5秒-8コマ
という感じです.

シルキーピクスでちょっとレタッチ入れてますが何より
ここまで来れて、この風景を見せてもらえて、
気持ち良く撮れたのが何より嬉しかったことかな.

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次の日倉敷を発して岡山自動車道を縦走して
山陰、鳥取方面へ.平日だったので空いてたのだけど
それでも鳥取砂丘到着は14時.

馬の背まで登るともう日本海からの強風で
砂塵が舞い、微粒な砂が身体中に叩き付けて来る感じ.

この日は欲張らずに砂丘にたっぷり時間を使うつもりだったので
たっぷり砂漠の真ん中でずっと撮影とか.

夕景から星空まで撮ることが出来ました.
ただ寒くて星空の下での砂丘中央部へは
行くことが出来ず...

ここで少し、、過去がフラッシュバック...

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この辺りはコラムに書いてるのでよかったら読んでください.

ちょっと前ならカメラバッグと三脚担いで行ってたかも...
この日は松江の宍道湖湖畔まで到達して一区切り.

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最終日程は山陰美術館巡り.
宍道湖に面した島根県立美術館は
夕焼けが美しい美術館とのこと.

庭にある12匹の白兎の前から2番目の兎を
西に向いて触れると幸せになれるらしいです.

その後足立美術館へ.
ここは12年連続庭園日本一の日本庭園があります.
ここはすごく来館者も多くて...ちょっと年齢層はお高め...
静かな時に来れたらゆっくり時間が流れるのだろうなーと思いました.

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最終目的地は植田正治写真美術館.
いつ以来の再訪になるのだろうと思いながら...
自分にとってのすごく大切な場所で...

一昨年、昨年、今年とどうにか作品創りをして
個展というカタチまで持っていけて..
その上でこの美術館を再訪出来ることの幸せって
凄いことなのかもしれない..とあらためて思ったりもして.

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そうしてこの場所に立っていられる自分が
たくさんの人たちの想いのおかげだということを
もう一度、しっかりと見つめ直すこと...

そこから「次へ...」向けてが
始まるのだと感じていました.

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さて...来年も始まりは「モノクロームショウ」から.
二度目の来年は展示フォーマットもちょっと変わり
今からどうしてみようかなと思案しています...

よかったら被写体として作品創りに
参画してもらえる方も募集していますので
どうぞよろしくお願いします...

一つの旅路の終わりと、それを結実させて、
次へと向かうチカラとしてくこと
そこにきっと見たいものがあるのだと思っています.

久しぶりの長いブログ
読んでもらえてありがとうございました.

2015.10.21.古賀英樹.

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