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2019写真展のお知らせ

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■古賀英樹写真展 「逸事と致命傷」

「あの時は、そうするしかないと思っていた」

心を扼す不確かな傷口。
気付き得ないまま逸した、
覚えの無い傷口がいつしか致命傷になる。

「今は宛先不明となった、いくつかの事象」

一写真作家を通して行方不明となった、
故なき個々の想いが織り成す群像劇。

「機会を逸する」

機を逸することの意味と、報いなき想い。

被写体と、そこで撮り写された肖像を重ねながら、
擦れ違ったままでいることの重さと過失、
意味するものに気付くこと、
やがてそこへ立ち現れる物語。

何かよくわからない
不確かで曖昧な雰囲気と面影だけが、
こちらへ何かを投げかけて来る。

いつしか取り返しのつかない
致命傷にすらなり得ることへの畏れ、
或いは希望を描く。


■カラー銀塩プリント(一部インクジェット出力)
約30点余りで構成。


少し先行して告知します。
7月、WALDで3年ぶりの写真展開催します。ひとまずポストカードを公開です。
配布は4月下旬から。

今回、特にポストカードはまだですか、
と言ってもらえることが多くて、
すごく嬉しいです。

ずっと曖昧なままで、
よく思い出せない。
だけどどこか気になる。
放っておいたらいけないような気がする。

そんなイメージです。

またあらためて書いて行きますので、
夏まで、どうぞよろしくお願いします。
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