突き動かされた先のなれの果て.
何に突き動かされてここまで来たのか.
そこで待ち受けていたものは
いつからかそれはもはや
夢と呼べるものの範疇を越えて
撮ること創ることに憑かれたものの
なれの果て...とも呼べる代物で.
そこまで来てようやく
またはそこまで来ないと
生きているのだ、生き残ってしまったのだと
感じられなかっただろうことでもあって.
夢をみるためでなく
生きているのだと言えるために
ただそのために身一つで
もう少し広い世界と向き合おうとする.
痛くて苦しいものを吐き出しそうになる
凍てつくものに突き刺される
それはきっと生きているからなのだと
言い聞かせながら.
「ありがとう」と「ごめんなさい」と
「ただいま」と「さようなら」が
届くところへ行けたなら..
僕は写真でもうそれ以上望むものはない.
「淵と隘路」
model/Mayu ko&Mayumi.
2015-05-06 21:22
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