見なくては帰れなかったと.
一巡りした意識の
不確かで透徹されたものの行く宛てと.
繰り返された邂逅と擦過の往き道で
見て来たものとやがて訪れる
帰るべき時間.
ただひとつ、見て来たものだけを手繰るように
想いは帰る道を探している.
今日も、そしてきっと明日も.
それぞれの相応しき帰途を.
それぞれの帰りみちで.
「だから僕は見なくてはならなかった」
2016年.今夏の写真展
仮タイトルは「帰還者.」
です.
■追記
今年も始まりはここから.
「モノクロームショウVol.2」に
作品出展します.昨年とはまた違う別物の.
完成型的な感じに仕上がっています.
春にWALDでお逢いしましょう.
2016-02-10 21:21
コメント(0)