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2015年写真展「化身」告知・配布開始.

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ちょっとブログの方が後からになってしまって
でもアクセスしてもらえてる方もたくさんおられて
すごくありがたく感じています.
写真展「化身」ポストカード・フライヤー
配布活動を開始しました.

2013年の写真展「深入り」のときもそうだったように
今回の「化身」でも、Wキャストの一方の被写体さんである
えりかさんが暑い陽射しの中、同行してくれることになりました.

共に一つの場所目指して作品創りを始めた彼女とは
実に1年振りくらいの再会.

その理由はいろいろあるのだけど...
作品創りしてく中で、自分の許容できる以上の
「感情」とか「想い」といったものを発露させるときに
撮っている僕でさえ想像も出来ないような
負荷がかかったり、深く刺されるような痛みとの戦いでもあって.
彼女との作品創りはそこでストップすることになります.

この日の再会で、今回の写真展「化身」の作品を
綴じたポートフォリオを彼女に初めて見てもらうことが出来ました.
そこに写る、かつての自分自身ともう一人の全く知らない、
また自分とは異なる被写体さんで構成された作品たち.

ページをめくる彼女の眼差しは真剣で初めは少し、そのページをめくることを
怖がっているようにも見えました.
食い入るように何度も同じページを見返しながら彼女から出た言葉は
…「悔しい」…でした.

その辺りの詳細はコラムの方に書いてるので読んでもらえると嬉しいです.

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この日配布していただいたのは岡市中央区を中心に
・アートスペース貘・アジパラ・アルバス・(天神イムズ)アルティアム
・カフェソネス・福岡アジア美術館・IAF SHOP・冷泉荘..です.
見掛けたら手に取ってもらえればと思います.

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やっぱりこういう地道な、自分の脚での
告知活動は、そこで手渡しさせていただけることが
すごく大切で、新しい発見や出逢いもまた
楽しみの一つだったりします.

そこに写る被写体さんがいるということも
大事なことで撮影の時には解らなかったこと
見えて来たりすることがたくさんあります.
そしてそこから話が広がって行くことも.

最後に訪れたIAFでの会話の中で
かつてそこにおられた偉大なキュレーターである
山野さんのお話、パリ写真月間やベルリンフォトに
飛び込んで活動してる方の話が出て....
遠いようで実は…と少し想いを馳せてみたりして.

そんな世界と身一つで向き合ってみるのも悪くないかな
カタチやカッコはどうあれ真っ直ぐに
やってみないと始まらないってことかな..と思ったりしています.
届く届かないじゃなくてまず手を伸ばすことかなと..

また続報あったらお知らせしたいと思います.






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新しいポストカードを重ねながら.

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2015.写真展「化身」ポストカード.
両面カラー/アラベール スノーホワイト200kg/1000部

既にコラムには書いてますが、
仕上がりも到着したのでこちらにも...

ヴァンヌーボVGに惹かれつつ、
昨年の新宿のときに使って、触れてもらえたときの
反応が嬉しくて、福岡での写真展で使いたかった紙
アラベール スノーホワイトにしました.

今回カラー作品ということで、
モノクロでのトーンの出方との違いはどうなのか...
それでもこの紙で作りたいと思いつつ..
そしてデザイン、入稿、完成..

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結果的には大成功でした.
画像でなかなか伝わりにくいですが
黒が沈む発色とやわらかさと
そこに画用紙っぽい手触りは、
やっぱりこの紙ならではのもの.
すごく満足しています.

これで制作物は揃いました.
明日から自分の脚で配布を始めたいと思います.

観ていただいて、ご希望の方おられましたら
お気軽にご連絡いただければお送りしますので
メール/echoage@train.ocn.ne.jp
までどうぞよろしくお願いします.


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フライヤー到着/ぶつかり合うのは...

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写真展「化身」先行フライヤー到着しました☆
丁度良い厚さとインクの乗りと発色も良くて
2つ折りも狙い通り.

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表面折り返した面と裏面、、折ったときの厚みはこんな感じ...

フルカラーでの印刷物はすごく久しぶりなのですが
紙質はいつものマットコートで
やっぱり自分のフライヤーってこの手触りだなーと思います.

今度のオフでWALDを手始めに配布開始です.
と同時に大切な方へは先日買っておいたクリスタルパックに
入れて発送します..

ポストカードの方も間もなく公開します.




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2015.夏/写真展「化身」フライヤー.

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2015.写真展「化身(けしん)」フライヤー.
A4サイズ/マットコート紙110kg
両面カラー/2つ折り加工/1000部.

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違う二人
知らない二人
違う時間
異なる気持ち

繋ぎ合わされても
通い合うことのない
触れ得ないものたち

何者にもなり得なかったのは
果たして誰なのか.

あのとき留まっていたら
あそこで断つことが出来たから.

それぞれが導き出した想いと
決めたことと
それがもたらしたもの.

そして残されたものたちの
ほんとうは見るはずのなかった
唯一つだけ同じの
あるひとつの結末.

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コラムでは
先行して発表したので、こちらにも公開です.

今回のフライヤーはコンセプトアートとほとんど同じで
2つ折り加工しています.
A4を2つ折りにすると、ちょうど良い厚みになる
マットコート紙です.

間もなくポストカードも制作して
4月下旬から福岡市内と近郊で配布開始します.
だいたい僕が出没しそうなところには
あると思います.

あと新宿で知り合いになれた場所にも
少しですが設置してもらう予定です.

またご希望ありましたら
お気軽にechoage@train.ocn.ne.jpまで
ご連絡いただければ送料無料にてお送りしますので
どうぞよろしくお願いします.

少しずつだけど、いろいろと次のことも
見えたり見えなかったりしているところ...

この久しぶりのカラーでの作品を
まずはしっかりと想いの伝わるものにして

少しずつ...ようやく見え始めた大きなものに向けて
動き出して行きたいと思っています.

遠くまで見据えながら
何かを目指すこと、現すこと...
作品創り出来る被写体さま、ご希望ありましたら
どうぞよろしくお願いいたします.

夏の個展に合わせてちょこっとしたことだけど
いろいろ考えたりしています.
また報告あったりお知らせしたいと思います.

フライヤー...何処かで眼に留まったら
手に取って触れて、2つ折りを開いて
もらえたら嬉しいです.


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いくつかの過程とそのこちら側で.

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この夏の個展は久しぶり(14年振り)のカラー作品なので...

こちら側ではモノクロで少し創ってみたりすると
なんだかいつもより気持ち楽に解放されて
奔放にトーンが整えられてく気がする.

欲しかったのはこのトーンだ..
とそんないつもの感覚と
ずっとカラーで写真展してこなかった理由のひとつに
「色」って怖いものだ..という感覚を思い出しています.

でも...やっぱり最終的にはモノトーンを選ぶと思う.
新宿1960、PROVOKE..中平さん..森山さん.高梨さん..
それが自分の原点だと思うから.
爆心地..グラウンド・ゼロ.

だから、やっぱり目指したいって思うんです...
身を投げ出してでもそこへ向かいたい.

辿り着くか着かないかは問題じゃ無くて
そうしようとすることで、産まれるもの
残せるものが、あると思うから..

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写真展「化身」キーアート.

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キーアートの左右を入れ替えて.
どこかこちらの方がしっくり来る感じ.

イメージしてた実際の展示レイアウトとは
左右が入れ違うことになる.

ギャラリーでどう見えるのか、
同じ合わせ鏡でも左右の違いでどう変化するのか...
その辺りは搬入までわからないとこかな..

次の一手.
夏の写真展再び.

今回の写真展のキーアート(勝負カット)の2点は
A1サイズラスタープリントです.

アクリルでお世話になった東京での
インクジェット〜裏打ち仕上げと
福岡でのラスター〜裏打ちは福岡の方が安い...
なら迷わず印画紙でプリントを選択.

2点のうちの一方はフジのX20で撮影したもの.
つまりコンデジ.センサーは2/3型.

今回の写真展はフルサイズ、m4/3にコンデジとわりとバラバラで
あんましノイズとかセンサーサイズとかは気にしてないです.

増感撮影〜粗粒子現像、4〜5号印画紙でやってたのと同じ感覚.
「プリント」でのチカラが伝わればそれで充分.

キーアートを軸にこれからフライヤー、ポストカード制作して
告知から全部やらなきゃなのも変わらないけど、
今回は自分だけじゃなくて、被写体さん始め
ギャラリー、プリンターさんと組んで創ってる感じしてて.
「その日」に向けて何かが出来上がりつつあるなーという気持ちです.

また告知あったらお知らせしたいと思ってます.

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一対の畏怖.

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「始まりと終わりの路」

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「第10カーブの出来事」

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始まることと終わることを
畏れている.

始まることに多くは望まないし
終わってみたところでたかが知れている.

始まりと終わりが一対になったのは
いつ頃からだろう.

「始めることも、終わらせることも
試されているんだよ、試しているつもりかもしれないけれど.」

model/Mayu-ko.

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モノクロームショウ閉幕.
たくさんのご来場ありがとうございました.

WALD灯火が春の訪れを教えてくれます.
夏に、またここで.
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Eater「事実を喰うもの」.

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知っておくべきだったいくつかの事柄と
知らぬふうを装うこと.

そろそろそれが見え隠れし始める頃には.
戻ることなど出来ない場所にいる.

これで何度目かと、そんなことは
とうに忘れてしまって思い出せやしない.

「ここに残るものが全てだ、それを喰うしかないんだよ」

Model/Mayu Ko

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「Kの槽」at MONOCHROME SHOW.

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「Kの槽」
デジタル/モノクロ銀塩プリント
グロッシー/アクリルフォト加工10mm厚
作品サイズ270×270mm

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3/4より博多のギャラリー、WALD ART STUDIOにて
「MONOCHROME SHOW」が開催中です.

詳しいこと..コラムを読んでもらえたらと嬉しいです.

写真は平面作品だけど、ちょっと遠くに置いてみる
ギャラリーのスポットライトが、また外光が差し込んで
反射したり通過したり、また閉じ込められたりもする.
今の僕なりの「モノクローム」の見せ方、見え方…
2点の中でまとまったかなと思います.

その辺りの感触は、ぜひ会場で観ていただければと
思っています.

遠くにあったり、近くに見えたり
透明で平面なのに遠近感と陰影…
そんな感じが伝われば何よりです.

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それから、僕自身の活動記録はポジとかプリントとかネガが
ごちゃ混ぜに保管箱の中に入ったっきりに
なっているような状態だったので

こんな素敵な方々とのグループ展はまたとない機会と思って
バタバタと活動記録を作成して置かせてもらっています.

開催は3/21まで.
福岡やお近くの方、また福岡へ来られる方…
よかったらWALDへ脚を運んでもらえたら嬉しいです.

参加されている作家の方々の想う「モノクローム」
素敵な展示になっています.

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MONOCHROME SHOW ー白と黒の間に
3月4日(水)〜3月21日(土)
12:00〜18:00

■休み:日、月、火曜日
■料金:入場無料
■場所:ヴァルト アート スタジオ
[092-633-3989 福岡市博多区千代4-12-2]



不可触と相反.

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初めから不可触なものたち.
触れ得ないままに
そこに留まり
やがて離れ往く想い.

2015年WALD ART STUDIO写真展
告知用コンセプトアート.

2月末.
FacebookとTwitterのカバー写真を
替えるために制作したもの.

いろんなことを
いろんな方へ
届けられたら
伝えられたらと
言ってはいるものの

実際のところ
そんな体面よりも
ほんとに届きたい
伝えたいって想うのは

一つだったり
一人だったり
するんじゃないかな.

あれからずっと
ただそれだけを願って
写真やり続けてる気がする.

全てを、ただそれだけのために.
それでいい、とも思う.

それはそれ...
まずは3月「MONOCHROM SHOW」で
お逢いしましょう.


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