日々点描(62)/その前日 未だ見ぬものへ.
■E-M5 Mk2/12-40mm
ISO400/f5.6/WB5300K
比較明合成2秒/533コマ
■E-M5 Mk2/12-40mm
ISO400/f5.0/WB3000K
比較明合成3.5秒/193コマ
個展設営日前日.
作品を事前に搬入し終えて
貼り込み作業まで済んでいるからなのか
ふらっと撮影に出かけるなんて今まで
したことなかったような...
そんな珍しく妙に落ち着いている感.
吉兆なのかそうじゃないものの前触れなのか.
いずれにしても7/1にはきっと
ひとつの答え、または幾つかの応えが出るのだろう.
その行き着く先が、何処だったとしても.
ちょっと今までとは違った感じの展示になること
それも含めて自分自身楽しみだったり.
今はそんな感じで良いのかも..と思う.
その光跡が、何処までも続いているようにも思えて.
福岡空港.rwy34エンドにて.
2015-06-30 00:23
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日々点描(61)/誕生日と個展直前のオフに.
写真展準備も一段落したところでのオフはあいにくの空模様.
これは阿蘇で星空厳しいか..と湯布院へ寄り道...
湯布院は道を一本逸れたところに魅力があって.
ドルドーニュ美術館で裏さんの
丁寧な解説を聞きながらの宇治山哲平の作品に触れる時間.
この街の、あたたかく人を迎える部分は
まだちゃんと残ってるんだな..って感じて.
茶房天井桟敷で大好きなブレンドを飲んでから
雨モードなので念願だったOPAM方面へ目標シフト..
と行きたかったけどちょっと時間的に厳しくなり...
安心院へちょっと走って「桂昌寺跡 地獄極楽」..
ここは2度目.江戸時代に作られた
アドベンチャー型テーマパークて感じの軽い迷宮洞窟です.
その後はさらに少し宇佐市へ移動して
「東椎屋の滝」日本の滝百選です.
「九州華厳」とも言われるそうですが高さ約85mの瀑布.
ていうか、そこへ至る苔生した桟道..
美術館巡りモードからなんか気が付けば
トレッキングになってる..
.最後は慣れない滝撮影に四苦八苦して、
防塵防滴が心強い飛沫浴びながらの撮影になりました
.急に撮影シチュエーションが変わっても
しっかり撮れるようになりたいな..
そんな個展目前のオフの一日でした.
■お知らせ
もう刊行されてもいるので、
ちょっと遅れて来たバースデープレゼントということで...
アサヒカメラ7月号ギャラリーガイド250ページに
7月の写真展「化身」を掲載していただきました.
例年アサヒカメラの7月号は手に入りにくくなる号ですが
周りは東京圏の大きな展示の紹介と並んで
福岡の写真展として紹介してもらえたことが
何より嬉しいです.
これをステータスにするつもりはないけれど、
そこに被写体さんの想いがあって、
その展示を織り成す作家として、
多くの人に向けて伝え、届けていられること...
ここまで来るのにかかった時間を想うと
震えるような気持ちになります...
だからこそ、僕は「写真」なんですね、きっと..
7月のWALDでたくさんの方と
触れ合い、繋がれることを楽しみに、
お待ちしています.
2015-06-24 22:14
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カウントダウン.
2015年の写真展まで2週間切りました.
今年は図録の販売はしないので
会場にポートフォリオを1冊置きます.
初個展や、企画させてもらったイベントなど
一通り、バラバラに保管されてた記録を
かき集めて作成しました.
また、一昨年の写真展「深入り」
さらに昨年の「深入り-tokyo-」と今回の「化身」
合わせて4枚のポストカードを1セットにして
無料で配布します.
お気軽に手に取ってもらえたらと思います.
まだ少し、準備とか残っていますが
いよいよ追い込みです.
また暑い夏が、そこにあるのかな...と感じています.
2015-06-20 21:16
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日々点描(60)/間隙2.ずっと待ってた夜.
E-M5Mk2 12-40mmf2.8/ISO800/WB3200K.
比較明合成4秒×161コマ/10分.
蛍なら甘木、朝倉へ...
そう思いだしたのはいつからだろう.
WALDで教えてもらった朝倉市の
廃校跡を利用した美術館「共星の里」は
今まで見たどの蛍よりも、
ただもう蛍の灯りだけが創り出す別世界だった.
それを写真で現せる出来る術が
今の自分にはないようにも思えて.
「なんでかしらないけど、ずっとここの蛍なんだよね..」
ただそれを伝えたくて.360°に織り成される幻想に
カメラを向けていた..たぶん届いたかな..と少し思う.
2015-06-13 21:42
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二軸相反.
Kei.
Erika.
「ここまで、来てみろ.」
わたしたちを、繋ぐもの
それがあなたの言うような
真っ直ぐ通した軸だとしても.
その両軸から聞こえ続ける
不協和音と免れない違和感で
包まれ、歪み、軋みながら
変異していくこと
目醒めさせたもの
距離を計れぬ両輪を
止めることは出来ない
止めることなど出来やしない.
Models Kei.≠Erika.
「二軸相反」
真ん中に在るものとして通したはずの
車軸の、その両輪に繋がれた二人の中で動くもの.
そこで感じられ、
伝わる気配と動き始める何か.
不可触な、確固たる絶対感か
抗いながら、足掻くものか
どちらが…どちらも…
相反するものたちが車軸の両輪で
距離を失うそのときまで
互い違いに走狗し続ける.
■写真展「化身」キャプション(試作第2稿)
今回ギャラリーにはいつもの感想ノートの他に
「被写体さんへ向けて」のノートも置きます.
そしてそこへ書いてもらえた言葉たちは
お二人のどちらにもお伝えします.
本番まで残り1ヶ月切りました.
少しずつ情報解禁です.
2015-06-10 20:28
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